「カリブ海の宝石」とも呼ばれるラリマ―。
美しい波のような模様が目を引き、チャロアイト、スギライトを含めて「世界3大ヒーリングストーン」に数えられています。
ブルーペクトライト
ラリマ―の鉱物名は「ペクトライト」といい鉱物グループに属しています。
そのなかで青色をしたものを「ブルーペクトライト」、宝石名をラリマ―と言います。
「ペクトライト」という鉱物は、無色から白、ピンク、青や黄色まで存在し、そのほとんどがドミニカ共和国で産出されます。日本では千葉、三重県、新潟県で産出します。
カリブ海の宝石
ラリマ―は20世紀になってから発見された比較的新しい宝石です。
ドミニカの宝石商、ミゲル・メンデスが、 娘のラリッサ”Larissa” と、スペイン語で海”mar”をあわせて、”ラリマール”という愛称を付けたことでラリマ―と呼ばれるようになりました。
1980年代以降、アメリカの宝石商がこの鉱物を「カリブ海の宝石」という名で売り出した事から、その名と価値が世界中に広まりました。
ペクトライトは世界中で産出されますが、ラリマーと呼ばれる美しい青色をしたものはドミニカ共和国でしか産出されません。