電気を帯びる石!?トルマリン

トルマリン

過熱すると静電気を帯びるという性質を持つ特殊な宝石のトルマリン
日本語名は電気石と言います。トルマリンは大きく分けて約10種類ほどのグループから成る、成分元素がとても複雑に入り混じった鉱物です。トルマリンというのは鉱物名としての総称になり、カラーバリエーションが豊富ですべての色に名前があると言われてます。
主な産地はブラジル、スリランカ、インド、ネパール、中国など広域に渡ります。

色彩豊かで名前も豊富!

トルマリンのカラーバリエーションは豊富で、その色ごとに名前が付いています。例えば、赤色はルべライト、青色をインディコライト、黒色をショールという風に名前がついています。何色かで構成されているものもあり、2色に分かれているバイカラートルマリンや輪切りにしたスイカによく似ているウォーターメロントルマリンなどがあり表情も色彩もバリエーション豊かです。

ウォーターメロントルマリン

傷が多いのも特徴!

トルマリンはインクルージョンと呼ばれる傷が多いのも特徴です。
傷がないトルマリンを採掘しようとするとトルマリン自体がかなり小さくなってしまい、価格も高価なものになっていきます。
しかし、インクルージョンは必ずしも悪いわけではありません。石の持つ輝き、インクルージョンの内容により宝石の美しさが際立つこともあります。

パライバトルマリン

ブラジルのパライバ州にある鉱山で採掘されるネオンブルーのパライバトルマリン
独特の蛍光色が魅力的で、産出量はダイヤモンドより少なく、かなりレアな存在です。
ブラジルにあるパライバ州で採掘されていましたが、現在では採掘がほとんど途絶えてしまっており、ブラジル産は貴重です。
他にもナイジェリアやモザンビークでも採掘がされますが、ブラジル産と同様採掘量が少ない又は途絶えてしまっているため入手は困難です。

パライバトルマリン
トルマリン
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