水分で変化する アズライト

azurite

アジュールブルーと言われる独自の深みのある青色が美しい アズライト
その見た目から和名を藍銅鉱といい、群青色という呼び名で古くから親しまれてきました。
独特の深みがある青色が美しいアズライトは、群青色の岩絵具として使用され、日本画などが出来上がりました。鉱山が多い日本でも産出され重宝されてきましたが、孔雀石と共存して産出されることが多く精製に手間がかかるため、孔雀石から採れる顔料よりも高価で取引されました。

マラカイトと同じように銅の鉱床の表面にできる鉱物で、成分もマラカイトによく似ています。
アズライトは水分に触れると炭酸が抜けてマラカイトに変化してしまう性質があります。空気中の水分でもマラカイトに変化してしまい、アズライトに戻ることはないという不思議な宝石です。そのためより希少性が高く価値が上がります。

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