光の魔法が魅力的!アレキサンドライト

光によって色が変わる不思議な石 アレキサンドライト

クリソベリルの変種鉱物として、19世紀にロシアのウラル山脈で発見されました。昼と夜で色が変化し、赤と青緑という不思議な色の二面性を持つアレキサンドライトは、神秘的な魅力を放ち、産出される量も少ないため希少性が高いレアストーンの代表格です。その色の二面性から、発見された当初はエメラルドと間違えられていました。太陽光の下では青緑、夜の人工の光の下では赤色に変化する不思議な宝石だったからです。この不思議な色の変化にはクロムや鉄など鉱物中に微量に含まれる不純物によるものとされています。

昼はエメラルド、夜はルビー 二つの顔を持つ正体は?

アレキサンドライトの鉱物名はクリソベリルですが、含まれるクロムの量により色合いが変化します。

クロムはコランダムではルビーの赤色、ベリルではエメラルドの緑色を出す物質として知られています。アレキサンドライトはこのクロムの量が絶妙で赤と緑の二色が中間的な色のバランスで入り込んでいることが大きな特徴です。そのため異なる光の入り具合によって、色の変化が見られます。

ロシア皇帝が名前の由来!

アレキサンドライトは、19世紀にロシアのウラル山脈のエメラルド鉱山で発見され、当時のロシア皇太子(のちの皇帝アレクサンドルⅡ世)にちなんで、アレキサンドライトと命名されました。
和名(日本語名)は、変彩金緑石(へんさいきんりょくせき)と呼ばれます。

実は医療用にも使われている!

アレキサンドライトは光の入り具合によって、光を選択して吸収するため色が変化する特徴を持っています。その結果、昼と夜に見るのでは色が違って見える現象が起きます。
光を選択し吸収するという特性を生かしたものに医療用のレーザーがあります。皮膚科などで行われる治療法として、皮膚にあるメラニン色素に反応するため痣やシミなどを改善するレーザー治療や毛の黒さに反応して施術がされる医療脱毛に使う一部のレーザー機器にアレキサンドライトが利用されています。

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