赤や青、緑など様々な色で光り虹色のような輝きを放つオパール
その独特な光り方は、ギリシャ・ローマ時代には様々な宝石がその中に閉じ込められていると考えられていました。このオパールの独特な光り方は、プレシャスオパールと言われ大変価値があります。
オパールの名前は、サンスクリット語で「貴い石」という意味の「ウパラ」が語源となっています。
また、10月の誕生石として広く愛されています。
最高級のブラックオパール
ブラックオパールは、地色として不透明な濃いグレーから黒色で、様々な色彩が輝きを見せてくれます。その中でも赤色が見えるブラックオパールは希少性が高いとされています。
貝がオパールになる！？オパールの不思議
オーストラリアの砂漠地帯では、貝の化石がオパールになったものが見つかることがあります。
貝とオパールにはどんな関係があるのでしょうか。
その仕組みは、地層のすき間をケイ酸が富んだ地下水がめぐるうちに、貝が溶けたあとに、空洞の中に入り込み貝の形をしたオパールが生まれるという事です。
他にも、恐竜の骨や木の化石などがオパール化して見つかっています。
取扱注意…！
オパールは水分を含む不思議な宝石です。乾燥するとひびが入り割れてしまったりします。同時に水分を吸収しやすい性質があり、汗や汚れには弱く取り扱いには注意が必要です。 また圧迫や衝撃にも弱いため、細心の注意を払って大切に扱うことが肝心です。
お手入れ方法としては、水分を含ませたコットンなどに包んで密閉した容器に入れて保存したり、乾燥しないような冷暗所に保管することをお勧めします。
心配なようでしたら専門店にお持ちいただくのが良いかと思います。
大切なオパールをいつまでも輝き続けさせて楽しんでくださいね。
