翡翠 5月の誕生石

ヒスイは縄文時代の日本ではすでに発見され、勾玉などに用いていました。ヒスイを初めて使ったのは日本人とされており、日本とはゆかりの深い宝石です。
ヒスイを漢字で書くと「翡翠」となりますが、この字の由来はカワセミという美しい鳥からできた漢字とされています。

アジアとヒスイ

ヒスイを始めに使ったのは、およそ5000年前の日本人と言われています。
縄文時代に神秘の力を持つ石として扱われ、権力者が権威を表すために身に着け、墓に副葬品として埋葬しました。出雲大社本殿裏の遺跡から美しいヒスイの勾玉が見つかっており、今日に渡るまで現存されています。

エメラルド仏

エメラルド寺院の通称で知られているワット・プラ・ケオは、1782年、ラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建てた寺院です。敷地内の黄金の仏塔には仏舎利(仏陀の遺骨)が納められています。ワット・プラ・ケオは王室の守護寺院として建立され、タイで最も美しく、きらびやかな寺院です。エメラルドブッダが季節に合わせ年3回衣替えします。

エメラルドブッダ(もしくは仏)と称されていますが、

実はヒスイでできています。

この仏さまは謎が多く、いつ作られたのか不明。15世紀にタイ北部のチエンラーイという小さな街に、凄まじい落雷があり、仏塔が壊されました。その中から偶然に見つかったのが、エメラルドの仏像。実に伝説的な登場ですね。

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