ジュエリーについてる石。留め方って知ってる?

ジュエリーに欠かすことができない宝石。一口に宝石と言っても形も種類も様々。ダイヤ、パール、ターコイズ、ルビーにサファイヤ…などなど。その石の留め方について、皆様すこーしだけ、ご注目。宝石は「爪」と呼ばれる棒状の地金を倒して宝石を押さえて留めます。そもそも、地金に石が埋め込まれている。など、いくつか形を見たことはあっても、名前や石の留め方まではあまり気に留めたことはないのではないでしょうか?

留め方にも様々種類があり、名前もついています。そこで、今回は石の留め方についてご紹介したいと思います。

そもそも、石留めとは宝石を金属の台座に留めること。電気の発見により普及された照明技術とともに、爪で持ち上げて光を取り込む技法が誕生しました。

爪留め

爪と呼ばれる小さな棒状の留め具で石を留める爪留め。4本もしくは6本の爪で留める事が一般的で、最低2本の爪を使って固定します。爪留めは、様々な角度から光が入ることで、留めた石がキラキラと輝くというメリットがあります。しかし、日常生活内では、衣服等に爪が引っかかることがあるので、注意が必要です。

爪留めにも様々な種類があり、ティファニーが取り入れたことで有名な”ティファニー爪”、正式には”立爪”や肩を張り出したように見える”鬼留”、傘のように真ん中でも留める”傘留め”などがあります。

爪留め

彫り留め

地金をタガネと呼ばれる鋭利な刃先を持つ工具で、石のサイズに合った穴を掘り、その彫った地金部分を爪にして、留める方法です。掘り留めも種類が様々あり、古くからある掘り留めの技法に後光が差しているように見える五光留めがあります。石畳のように間を空けずに留めるパヴェ留め、四角いマスの中に石が留まっているように見える留めるマス留めなどがあります。

パヴェ留め

伏せ込み

石の周り1周をぐるりと地金で覆う留め方で、高さや出っ張りがなくフラットなデザインです。飛び出ている爪部分がないので衣服などに引っ掛けることなく、扱いやすいので普段使いしやすい留め方になっています。

伏せ込み

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