キラキラと美しく輝く宝石の王様ダイヤモンド
美しくあればあるほど価値も値段も高く、簡単に手が出せるものではありません…。
そこで、天然の鉱物でダイヤモンドにそっくりな類似石、人工的に作られた人工ダイヤモンドがあります。
これらは本物のダイヤモンドと遜色がない程美しく、かつリーズナブルで手軽にダイヤモンドジュエリーとして楽しむことができます。
また、近年のエシカル志向に伴い、これらダイヤモンドの類似品はサスティナブルジュエリーの一部として、ますます注目されていくと予想されます。
”ジルコン”や”モアサナイト”などダイヤモンドに類似する天然石があり、これらはダイヤモンドとは成分も組成も全く異なる、あくまでもダイヤモンドに似ている天然石です。対して、ジルコニアは人工的に作られた人工ダイヤモンドです。
- ジルコン
見た目も美しく、ダイヤモンド独特の光り方である”金剛光沢”を持つジルコンは、産出量が多く、ダイヤモンドの代用品として使用されています。 - モアサナイト
宝石に使用されるモアサナイトは、ほとんどが合成によるものです。天然のものは、まれに隕石に含まれていますが、無色のものはありません。まばゆい光り方が特徴的で、ダイヤモンドより強い2.5倍ものファイアを持ちます。モース硬度9.5と高く、モース硬度10を持つダイヤモンドの次に高い硬度を持ちます。また、ダイヤモンドは油分に対する親和性が高く、ジュエリーとして使用しているうちに、皮脂などで曇りやすくなりますが、モアサナイトはそれがありません。ダイヤモンドに比べると価格は1/10と安価であり、人工物なので安定した供給ができます。お手入れもしやすいため、ダイヤモンドに代わるサスティナブルジュエリーとして期待されます。 - ジルコニア
二酸化ジルコニウムを結晶化させた人工物で、コランダムの次に硬いモース硬度8~8.5を持ち、色も豊富でジュエリーに幅広く使われています。