鮮やかな色と独特な模様を持つめのうは、鉱物グループは石英といいアメジストやローズクォーツと同じ水晶のグループに属しています。
めのうは種類も数多く、オニキスやブルーレースアゲートなど名前も色も模様も様々にあります。
めのうは古くから人々の心を捉えており、4000~3000年前に栄えたインダス文明の遺跡から、めのうを使ったアクセサリーが発掘されています。アクセサリーの他にも、とても硬い性質を持っているため石器の材料としても使われてきました。
めのうは漢字で書くと”瑪瑙”と書きますが、これは石の外見が馬の脳に似ていることからついた名前とされています。
めのうは種類が豊富!
オレンジや赤茶系の色が付いたものをカーネリアン、並行の縞模様が入ったものをオニキス、並行の縞模様に赤茶系が入ったものをサードオニキスと言います。
と言ってもめのうには明確な定義は無く、色や模様によっても名が付けられます。例えば青縞模様はブルーアゲート、複雑な縞模様が入ったものをクレイジーレースアゲート、虹色に輝くものをレインボーアゲートといい、個性豊かな表情が魅力的です。
レース模様が魅力的♡ブルーレースアゲート
空色のような澄んだ水色の中に白色の繊細なレース模様が美しいブルーレースアゲート
和名も見た目と同じ「空色縞模様」と名付けられ、淡く神秘的な輝きを放っています。めのう自体は各国で古くから祭祀等で使用されていましたが、その中でもブルーレースアゲートはチベットでは蓮の花に見立て神様に捧げられてきました。
水色の美しい宝石はいくつもありますが、レースが掛かった可憐なものは他にありません。可愛く着飾るにはぴったりなブルーレースアゲート。
ぜひ、お気に入りを見つけてみてくださいね。