リングはつける指によって呼び方が変わるの?

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指につけるジュエリーの総称を「指輪(リング)」といいますが、どの指につけるか、指のどの部分につけるかで名称が変わってきます(指が持つ意味は諸説あります)。

サムリング

親指(thumb)につける指輪。古代ローマ時代、戦闘で弓を引く時に親指を保護するために使われたのが始まりと言われている。親指は「権力や権威」を表すとされていた。

インデックスリング

人差し指につける指輪。人差し指は「人を導き教える」とされ、「index(指標)」が名称の由来。親指との間に間隔があるので、サイドに特徴のあるデザインの指輪が映える。

ミドルフィンガーリング

中指(middle finger)につける指輪。「直感やインスピレーション」を表す指とされている。5本指の真ん中に位置する一番長い指なので、大ぶりのデザインでもバランスが取りやすい。

ウェディングリング、エンゲージリング

結婚(ウェディングリング)・婚約(エンゲージリング)などを、左手の薬指につける。古代エジプトでは「左薬指の血管は心臓まで繋がっている」と言い伝えられており、永遠の愛の象徴である結婚指輪をこの指につけた。

ピンキーリング

小指(pinkie)につける指輪。小指は「チャンス・秘密」の象徴とされた。小指は他の指に比べるとリングが抜けやすいので、やや幅広のデザインが多い。

ファランジリング

主に「指の第1関節から第2関節の間につけるリング」のことで、つける指は問わない。「手や足の指の骨」を意味する英単語「ファランジ(phalange)」に由来し、爪に施したネイルアートを引き立たせるアイテムとして近年注目されている。指の動きを邪魔しないような、細みのデザインが多い。

ネイルリング

「ネイルを装飾する指輪」のことで、つける指は問わない。爪の生え際や指の第1関節にはめることで、ネイルそのものを飾る。爪が指の先端に位置することから、「チップリング」と呼ばれることもある。爪自体の装飾が目的なので、リングの一部が爪の上に被るようなデザイン性の高い商品が多い。

※2020年春夏にデビュー予定のネイルリングブランド
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ネイルリングブランド[ANON]

トゥリング

足の指につけるリング。サンダルなど、素足を出す機会の多い夏などに身に着ける人が多い。

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